SKE48の荒井優希が、名古屋国際会議場で開催された東京女子プロレスの大会で、赤井沙希とタッグを組み、上福ゆき&桐生真弥組に勝利。プリンセスタッグ第10代王者のベルトの初防衛に成功した。
試合前には、SKE48ミニライブを開催。荒井が東京女子プロレスに参戦しているのと逆にSKE48に入ってほしい選手としてメンバーが伊藤麻希を呼び込むと、9月25日に開催される「SKE48 14th Anniversary Festival 2022」に参戦することを伊藤が宣言。
「東洋盟友(とうようめいと)」上福ゆき&桐生真弥組の桐生からの挑戦により、プリンセスタッグ第10代王者「令和のAA砲」赤井沙希&荒井優希組初の防衛戦に。荒井は先月、6人タッグマッチで桐生、シングルマッチで上福との闘いに敗れており、勢いづく二人に攻められ続ける試合展開。
中盤、赤井と上福のブートの応酬の横から入る桐生を荒井が止めきれず、東洋盟友が2人がかりで赤井を攻める危ない場面も。それでも桐生にサソリ固めを仕掛けるも上福に阻止されたところに、赤井が加わり、上福に合体リバース・ブレーンバスター、ダブルの新人賞を見舞い、赤井と連携攻撃を見せた。
桐生にFinally(かかと落とし)をかわされ、片品渓谷で押さえ込まれますが、2カウントでなんとか返します。会場からの「荒井!荒井!」の大声援に、荒井は桐生をコーナーに追いつめ、顎へのキックからフルネルソンバスター、最後はFinallyを決め、ベルトを守り切った。
試合後、プレスエリアにて報道陣から、イギリスのプロレス団体「EVE」の選手から、プリンセスタッグ王座への挑戦表明が来ているという話に。すると荒井のお腹が鳴ってしまい、赤井から「聞きました?今の。まだまだ私たちAA砲に、そういう欲のあるレスラーどんどんくれよって言ってます」とユーモアを交えて受け、「どんどん私たちの欲を満たしてくれる選手を、海を渡っても地球外でもお待ちしてます!」と挑戦を快諾。
また試合前にはSKE48ミニライブも行われ、荒井をセンターに松本慈子、熊崎春香、鎌田菜月、福士奈央の5名が出演。荒井の得意技「Finally」のネーミングの由来となった楽曲「片想いFinally」や、「オキドキ」、「Stand by you」、「パレオはエメラルド」の4曲をリング上でパフォーマンスし、7月から声援がOKとなった東京女子プロレスの会場は大きな声援と熱気に包まれた。
MCでは、荒井が東京女子プロレスに参戦しているのと逆にSKE48に入ってほしい選手をメンバーが一人ずつリクエスト。鎌田は荒井のパートナー 赤井沙希、熊崎は自身に似ていると言われるというリングアナウンサーの難波小百合、松本はアップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩、福士は大ファンになったという伊藤麻希を挙げ、「伊藤ちゃん」コールを巻き起こします。荒井が「SKE48に来てください!」とオファーすると、伊藤は「歌って踊れないからアイドル クビになったの知ってる?」と笑わせながらも、会場中からのコールに後押しされ、「9月25日、伊藤麻希参戦します!」と日本ガイシホールで開催されるSKE48の14周年記念コンサートに参戦することを力強く宣言した。
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