「舞台上に一人でいることが多くて、贅沢なことだけど、その分不安もあって、いまからドキドキしています」
舞台「観劇者(再)」が2022年5月4日(水・祝)に東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERで初日を迎えた。初日前にはメディア向けゲネプロが開催された。
舞台「観劇者(再)」では、娘を観に来た夫婦や、彼氏を観劇に連れてきた彼女。ずっと観たくて仕方なかった作品を初めて観劇する女や、観劇そのものが生き甲斐となっている男。劇場という空間に特別な想いがある女や、とある事情で少しでも早く終演して欲しいと願っている男。そして、劇場の前を通り掛って当日券で入った女と、主演を務めることになった友人を観に来た男という男女10人が、どのような経緯でこの舞台を観劇することになったのかを描いている。
この舞台に林田未来(M列7番)役で出演しているのがAKB48の清水麻璃亜。清水が演じる林田未来は東京から遠く離れた地方の高校に通う女子高生。同級生からたまたま借りた演劇のDVDを観て、東京の大学に進学して将来は演劇に携わる仕事がしたいと考える。ずっと憧れていたアノ作品を初めて目の当たりにした時、自分の中で何かが湧きあがる。清水がソロで演じる女子高生、さらに制服姿、ジャージ姿も見どころ。
舞台終演後の囲み取材で清水は「再演が初参加になりますが、本当に素敵なキャストとスタッフの皆さんに囲まれて毎日稽古が楽しかったです。舞台上に一人でいることが多くて、贅沢なことだけど、その分不安もあって、いまからドキドキしていますが、観に来て下さるお客さまを描いた作品ということで、少しでも多くの方に楽しんでもらえるように、私自身楽しみながら本番を迎えたいです」とコメントしている。