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乃木坂46北野日奈子・新内眞衣が想いを込めて呼びかけ「家族との会話が、特殊詐欺への対策になります」

警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、2018年より全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や防止策を分かりやすく伝え、全国47都道府県警察と連携して特殊詐欺被害を防止する為の広報啓発活動を行なっている。

 

この度、同プロジェクトチームで特別防犯支援官を委嘱されている乃木坂46の北野日奈子、新内眞衣が、茨城県那珂市で行われた「全国地域安全運動キャンペーン」に出演。特殊詐欺に関するトークやクイズを行いながら「家族とのコミュニケーションを取って、皆さんの力で特殊詐欺からご家族を守って欲しい。」と気持ちを込めて呼びかけを行った。

 

「お婆ちゃんに電話をすることも、詐欺対策の1つです」

茨城県内における特殊詐欺の被害状況は、2019年の8月末時点で、被害件数が231件、被害額が約3億7千万円となっており、昨年と比較しても被害件数・被害額ともに増加している。

 

北野はこの実態に対して「一人でも被害に遭われた方がいると思うと、すごい悲しいです」と胸を痛めながらコメント。

 

特殊詐欺の手口について紹介する話で、新内は「私も過去に詐欺のメールが届いたことがあります。あたかも実在していそうな会社名からのメールだったのですが、Webで名前を調べたら詐欺に使われている会社名だということが分かったので、無視をするようにしました」と自身も詐欺のメールが来ていたことを明かし、特殊詐欺は高齢者に限ったことではなく、若者も被害者になり得る手口があることに触れた。

 

北野は「特殊詐欺の被害から家族を守る為には、”家族の絆”が大切です。日常的に家族の間で連絡を取り合い、お互いのことをきちんと知っておくことで、会話の違和感に気づくことができます」と、特殊詐欺の対策として、家族間のコミュニケーションが重要であることをアピール。

 

また新内は“家族の絆”を深めるために心がけていることとして、「私もよく実家に帰っていますし、たまに母と一緒におばあちゃんの家に電話を掛けて、”オレオレ詐欺”の対策ができているかチェックをします。もしもし?と電話をかけると、”あ、眞衣ちゃん?”と返してしまうので、それを辞められるように練習しています」と独自の特殊詐欺対策について語った。

 

『今すぐ、ご家族と”特殊詐欺”についての話をして欲しいです』

来場したお客さんに向けてのメッセージを求められると、北野は「皆さん、今日学んだことを常に頭の中に入れて、自分の大切な家族を皆さんが守っていけるように頑張っていきましょう」と会場の皆さんに呼びかけました。新内は、「今日は、私たちSOS47のメンバーがこの場をお借りして、皆さんに特殊詐欺についてのお話をさせていただきましたが、今日の話をここだけに留めずに、ちゃんとおうちに持ち帰って、ご家族と防犯についての会話をしていただきたいと思います」と家族のコミュニケーションをとりながら、防犯対策を行ってほしいことを改めて伝えた。

 

同日会場ではハロウィンの仮装大会も実施しており、特別防犯支援官である乃木坂46の2人より仮装した子供たちに防犯グッズをお渡しするシーンも。

 

乃木坂46の2人は、“これをおうちに持ち帰って、学校のみんなやご家族と話をしてね”と1人1人に気持ちを込めながら防犯グッズを配布し、盛況の中イベントを終えた。