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清水麻璃亜『麗和落語』初挑戦「良い意味で可愛くないところに注目です!次はお母さんと?!」

「お母さんと一緒に台本読みしていたらお母さんが・・・」

令和に生きる麗しき女性たちが演じるILLUMINUSオリジナル現代落語シリーズ「麗和落語」の第4弾が2022年11月3日から東京・武蔵野芸能劇場小劇場で開催。忘れかけていた美しい日本語を題材にした創作落語を、令和に生きる女性たちが演じている。今回、初めて落語に挑戦したのがAKB48の清水麻璃亜。

 

清水は一人落語では「歌詠み鳥」で銀行OL役、二人落語はNGT48の大塚七海とともに「犬が西向きゃ尾は東」で愛犬テイル役で落語を披露。

 

清水は冒頭から「今回、落語は初挑戦ですが、今までの舞台と違って台本の量が凄いんです。そこでお母さんに頼んで一緒に台本の読み合わせをやってもらったんですが、お母さんがあまりにも気合が入っていて感情を込めて呼んでくれるんでひ引いちゃったんですよ(笑)皆さん、自分の母親が感情込めて台詞読むのなんて見たことないですよね(笑)さっきもお母さんと一緒に練習した動画を見て、お母さんの気持ちを入れた台詞を見て本番頑張ろうと思っています!そして、お母さんが女優になりたいとか言い出しちゃったんです(笑)次回二人落語やる時は一緒に出たいなんて言っているので、その際はよろしくお願いします」と挨拶。ツカミから会場の客席も大爆笑だった。

 

その清水が今回の落語初挑戦への想いを語ってくれました。

 

見せるというより「伝える」を意識しています

―― 落語が決まった時はどう思いましたか?

 

清水:楽しみ!って思いました。初めてのことに挑戦するのは好きなのでワクワクしていました

 

―― 舞台にはたくさん出ていますが、普段の舞台と落語の違いはどんなところでしょうか?

 

清水:全部です(笑)

 

お芝居とも違うので、一人芝居をしても成立しないし、落語の間や話し方がとても難しいです。

 

―― 落語を行うにあたって心がけていることや工夫しているところがあれば教えて下さい。また苦労したことがあれば教えてください。

 

清水:登場人物の演じ分けと、語りとの区別です。それも難しいし、間の取り方も難しいです!

 

これで合ってるのかわかりませんが、見せるというより「伝える」を意識しています。

 

普段の私じゃ選ばない色合いやデザインなので、着てるとワクワクします

―― 他にも多くの出演者が落語をやりますが「清水さんらしい落語」はどういうところでしょうか?

 

清水:いい意味で、可愛くないところですかね。

 

演出家の方にも、馬鹿になって可愛くなく演じてくれて嬉しいと言っていただけて、すごく嬉しかったです!

 

―― 袴や髪型の見どころも教えてください。

 

清水:黒にピンクという、普段の私じゃ選ばない色合いやデザインなので、着てるとワクワクします!髪型も毎回変えてもらって、嬉しいし楽しい!

 

全員違う袴姿も見どころですよね!

 

「タイガー&ドラゴン」を見て勉強しました!

―― 事前に落語の勉強はしましたか?

 

清水:大好きなドラマ「タイガー&ドラゴン」を改めて見返しましたが、これで勉強する人は初めてだと言われました笑

 

―― 初日を迎えて落語をやってみていかがでしたか?

 

清水:サイコー!超たのしい!!!

 

どんどん自分がゾーンに入っていくのがわかるんです(笑)お話に自分自身がのめり込んでいくのが楽しいです。

 

初日は緊張して悔いが残りましたが、2日目からは程よい緊張で楽しめました。

 

―― 最近ではBS-TBSの10月期連続ドラマ「帰らないおじさん」(毎週木曜よる11:00)でもヒロイン役で目立っています。

 

清水:何事も楽しく真摯に向き合いたいと想ってやっています。

 

「麗和落語」

https://www.reiwa-rakugo.com/