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ヴィクトル・ユーゴーの原作 朗読劇「美男ペコパンと悪魔」映画に先駆け開幕!下尾みう「ボールドゥールはとっても華やかで幻想的な姿」

「映画に加えて、舞台にも。成長した私を見せられるように頑張りたい」

「レ・ミゼラブル」の原作者として知られるフランスロマン主義の巨匠『ヴィクトル・ユーゴー』の原作「美男ペコパンと悪魔」。「ライン河(ライン河幻想紀行)」(1842)第二十一番の手紙に収録されている、神秘的で幻想的なライン河の風景を舞台とした紀行文学の傑作、幻想小説。

 

小説の世界観を存分に堪能できるように、2023年6月2日(金)からの映画「美男ペコパンと悪魔」公開に先駆けて、朗読劇として上演。2023年3月10日から東京・DDD青山クロスシアターで開演された。初日前にはメディア向けゲネプロが開催された。

 

今回、ボールドゥールの役で出演していたのがAKB48チーム8山口県代表の下尾みう。2021年4月に舞台『フェイクニュース』、2022年3月に雑踏音楽劇『ネオンキッズ』に出演。2022年5月には舞台『KISS⁸』では"なるたおちゃんねる"の相方の倉野尾成美とともにロミオとジュリエットで好演。2023年1月にはミュージカル『ジョンマイラブ~ジョン万次郎と鉄の7年~』に出演。

 

そして2023年6月から公開される映画『美男ペコパンと悪魔』にもボールドゥール役で主演を務める下尾みう。日本だけでなく韓国やタイなど海外でも人気の注目の女優の1人。

 

下尾が演じるボールドゥールの神々しい雰囲気、柔和で優しい眼差しと表情にも注目。その下尾みうが舞台への意気込みや見どころなどたくさん語ってくれました。

 

「小鳥たちの会話が見どころ」

―― 舞台出演が決まった時の感想は?

 

下尾:とっても嬉しかったです。映画に加えて、舞台にも参加させていただけて、成長した私を見せられるように頑張りたいと思いました。

 

初の本格的な朗読劇だったので、「朗読劇とは?!」が第一印象でした。そこから、動画で朗読劇の作品を見たりして理解していきました。

 

―― 舞台での見どころを教えてください。

 

下尾:個人的には、小鳥たちの会話が見どころ(好きなシーン)です。舞台中の楽しみの一つです。

 

また豪華な衣装やヘアメイクも見どころです。ボールドゥールはとっても華やかで、幻想的な姿になってます。

 

「ヴェルサイユ宮殿に行って、私もお姫様気分を味わってみたい!」

―― 映画の撮影は終わっていますが、映画と舞台で表現やパフォーマンスでの違いはどのようなところでしょうか?

 

下尾:映画は、二役を演じましたが、舞台はボールドゥールのみなので、集中して演じました。

 

表現は、映画と一緒ですが、パフォーマンスは映画と違って舞台は自分で想像して、ファンの方に伝えるので、そこが違いました。

 

―― 「美男ペコパンと悪魔」はフランスロマン主義の巨匠ヴィクトル・ユーゴーの原作です。海外でも人気の下尾さんですが、フランスに行ったらやってみたいことや、行きたい場所はありますか?

 

下尾:今回、お姫様役をしたので、ヴェルサイユ宮殿に行って、私もお姫様気分を味わってみたいです!

 

「朗読劇の面白さを感じました」

―― ゲネプロ(初日)を終えてみていかがでしたか?

 

下尾:初めての本格的な朗読劇で、緊張していたんですが声と向き合う稽古期間に朗読劇の面白さを感じました。

 

ゲネプロでは、普段の舞台のように湧き上がってくる感情に気づいて、とても嬉しかったです。成長していけるように、残りの公演も頑張ります!

ゲネプロ写真