AKB48を10年間支えてきた岡部麟・小田えりな 卒業セレモニー 最後は全員で「⼀⽣の間に何⼈と出逢えるのだろう」

2024年3⽉17⽇（⽇）AKB48は神奈川県ぴあアリーナMMにて「AKB48春コンサート2024 inぴあアリーナMM」昼夜2公演を開催。

春コンサートの最後を飾る夜公演は「AKB48春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 夜の部 〜涙はいつの⽇か〜」と題し、“卒業式”をコンセプトに4⽉にAKB48を卒業する岡部麟と⼩⽥えりなの卒業セレモニーを実施。チーム8の茨城県代表だった岡部麟、神奈川県代表だった小田えりな。現在では選抜メンバーとしても活躍するなど10年間AKB48を⽀えてきた2⼈を温かく送り出した。 

2014年にチーム8メンバーとして加⼊し、来⽉4⽉３⽇に10周年を迎えAKB48を巣⽴つ2⼈。⽩い卒業ドレスに⾝を包んだ岡部をセンターに『流れ星に何を願えばいいのだろう』を熱唱。ステージに向かっていく途中、涙でいっぱいの岡部をステージにいるメンバーが出迎えていた。

続けて、淡い⽔⾊のドレス姿で登場した⼩⽥をセンターに小田が一番大好きな楽曲の『⻑い光』をメンバー全員と歌唱。チーム8のメンバーが小田の周りに駆けつけて抱擁すると会場からも大きな声援と拍手。

岡部は卒業スピーチで「私はチーム8としてこのグループに入りました。この10年でいろんなことがあり、自信もつきました。この10年で私にとって一番大切なのはファンのみなさんや、ここにいるメンバーみんなとの出会いが本当に宝物だなと思います。⼊った当初は本当に競わされてばかりで、みんなのことライバル視してたりお互いきっとそう思ってたけど、10年間いろんな活動をして、私もみんなのことを⾃分のことのように愛おしく思ったり愛せるようになりました。そういう⼈間⼒を私はこのAKB48の活動の中で育ててもらったなと思っています。本当にこの10年間とってもとっても幸せでした︕」と満⾯の笑顔を⾒せた。

⼩⽥は「この10年間で、こう⾒えて本当にたくさんの感情をAKB48に学ばせていただきました。今⽇このコンサートで初めて、AKB48の⼤きいコンサートで、センターで歌うことができたんですね」と語ると大きな拍手。「AKB48メンバーみんなと⼀緒に⼤好きな『⻑い光』を⼀緒に歌うことができて、こうやってたくさんの⽅に⾒送っていただける環境をつくっていただけて感謝しています。本当にAKB48に⼊って良かったなってこのステージに⽴って改めて思いました」と涙ながらに感謝を伝えた。

総監督に就任したばかりの元チーム8の倉野尾成美が「2人とはチーム8として10年間ともに活動してきました。この10年間、楽しいこともたくさんありました。辛いこともたくさんありましたし、いろんな困難を乗り越えてきたんだなと改めて思いますし・・・」と神妙な表情で丁寧語で挨拶をすると、岡部がにっこり笑顔で「え？"ますし"？！そんな仲じゃないでしょ（笑）」と語ると、ステージの雰囲気も明るくなり、倉野尾は続けて「2人はAKB48の選抜メンバーとしても一緒に活動していましたが、麟ちゃんは持前のセンスとあざとさでファンを魅了してくれました」と語ると、再び岡部が「えーーそうなの（笑）」とにっこり。

倉野尾は「小田さんは、明るさと面白さあふれる魅力でいっぱいでした。そしてAKB48の歌姫として、グループの歌唱をたくさん引っ張って支えてくれました。グループにとっても2人の存在を大きかったです。こうやって2人の晴れ舞台をみんなで見送ることができて嬉しかったです。改めてありがとうございました！」と感謝を伝えていた。

本編最後は、2⼈をセンターにチーム８の楽曲『⼀⽣の間に何⼈と出逢えるのだろう』を19期研究⽣も含めた全員で披露。岡部・小田がダブルセンターで全員でチーム8の「一生の間に何人と出逢えるのだろう」をパフォーマンス。歌唱が始まると元チーム8のメンバー岡部麟、小栗有以、橋本陽菜、小田えりな、行天優莉奈、下尾みう、倉野尾成美、永野芹佳、坂川陽香、徳永羚海、髙橋彩音の11人が横一列に並んで中央の岡部と小田に寄り添いながらセンターステージまで闊歩してくると会場からも大きな声援が起きていた。

そして最後はステージに2人だけが残って、岡部は「アイドルになって本当に良かった︕10年間本当にありがとうー︕」、⼩⽥は「AKB48のことが本当に大好きです！！！これからもメンバーのこと、私のことずっと⾒守っててください︕」とそれぞれ⼼からの感謝を⼤声で叫び、美しい姿でステージを後にした。