ヒット小説「破天荒フェニックス オンデーズ 再生物語」が劇団TEAM-ODACによって舞台化された。舞台「破天荒フェニックス」が2022年12月7日から東京・俳優座劇場で開幕。本番前にはメディア向けゲネプロが開催された。
原作は、世界で450店舗を展開するメガネチェーン「OWNDAYS」の社長である田中修治氏が手がけた実話をもとにした傑作エンターテイメントビジネス小説。倒産寸前の状況から、破天荒なアイディアと戦略で困難を乗り切り、復活を遂げて行く様子が描かれている。いかなるピンチの時にも立ち止まらず、仲間とともに挑戦し続ける姿は多くの人々の共感を呼び、現在、累計10万部を超えるヒット作品。
躍動感溢れながらも、ほっこりとする舞台でも見どころ満載なシーンばかり。今回、注目のキャストの1人が、OWNDAYSで働く女性社員の明石晴美役のAKB48の行天優莉奈。
その行天が今回の舞台への想いや見どころを語ってくれました。
「会社勤務の経験がないので、普段使わない言葉に苦労しました」
―― 舞台出演が決まった時はどう思われましたか?
行天:人気小説の原作がとても素敵な作品でしたので、嬉しかったのと同時にやり甲斐を感じました。
―― 役作りで工夫したところ、苦労したところがあれば教えてください。
行天:この舞台はビジネスの現場でのシーンが多いのですが、私は一般の会社に勤務した経験がないので、普段使わないタイプの言葉を自分のものにするのに苦労しました。何度も、セリフを繰り返し練習して、表現の仕方を色々と試しました。
「明石さんの登場シーンに注目してください!」
―― 舞台での自身の見どころや注目ポイントを教えてください。
行天:前半の自信のなさそうな様子と、後半の生き生きとした明石さんの変化が見どころです。社長に対して思っていたことをぶつける明石さんの登場シーンにも是非注目してください。演じるのに苦労したシーンですが、自分にとって好きなシーンになりました。
―― ファンの方へのメッセージをお願いします。
行天:実話を元にした、笑いあり、涙あり、感動ありの物語「舞台・破天荒フェニックス」!
どんな逆境も乗り越えていく、主人公と仲間たちの姿を通じて、私は生きるために必要な勇気や決断力を感じることができました。
この公演を観ていただいた後に、皆さんにも私が感じた大切なものをお持ち帰りいただけるように精一杯演じさせていただきます。是非、お越しください。