STU48の内海里音・高雄さやかがC to Seaアンバサダーとして船員の洋上生活を取材し、その魅力を斉藤鉄夫 国土交通大臣を表敬訪問し報告。
生産年齢人口の減少が見込まれる中、内航海運は安定的な国内物流の確保のためにその機能を十分に発揮し、モーダルシフトの受け皿としての役割を果たすことが求められている。
そうした状況下、国土交通省では、内航船員をはじめとした海技人材の確保・育成を目指し、船員の働き方改革等、様々な海技人材確保に向けた施策を進めており、それら施策の一環として、7月の「海の月間」の機会を捉え、船員の魅力や関連施策について集中的に広報。
STU48は、官民連携の海事振興施策『C to Sea プロジェクト』においてアンバサダーを務めており、STU48を代表して内海里音・高雄さやかが、『さんふらわあ くれない』に乗船し、船旅を楽しんだ他、船員さんの洋上生活等を見学し、その内容を斉藤鉄夫国土交通大臣に面会して報告した。
報告会では、取材動画を視聴しながら取材を通じての学びなどを報告。大臣から船に乗っての感想を聞かれ高雄は「船員さんの仕事を体験させていただいたのですがすごくかっこいいなという印象を受けました。船の舵を切らせていただいたのですが、1メモリでもずれると船の方向が大幅に狂うということを知り安全をとどけるという使命感とやりがいを感じて仕事されていることが伝わってきました」とコメント。
内海は「大阪から大分まで12時間の旅だったのですが、非日常的な空間で時間があっという間で優雅に癒しの時間が過ごせました。明石大橋の下をくぐることもでき間近で大きな橋を見れて感動しました。」とコメント。
続けて大臣から「日本の貨物は船で何割運ばれているかとかわかりますか?」の質問に、内海が「4割です。今回の取材を通して学びました。」と回答すると拍手が上がった。
大臣から「物流というのはまさに私たちの生活を支えてくれている血管というもので、その半分近くを船が担っています。普段あまり目に触れることはあまりありませんが、私たちの生活をしっかり支えてくれているのが船であり、船員さんの仕事です。国民の皆さんへ、特に若い世代に、船の仕事を知っていただくアンバサダーとしてこれからも宜しくお願いします。」と伝えられた。報告会終了後のフリートークでは、ミライ君の名前の由来を聞かれた高雄は「(C to Seaプロジェクトの先輩キャラクターである)ココちゃんの相方ということで、ココからミライへ私たちが海のこと船の仕事などを発信していけたらという思いを込めてつけました。」と回答し周りを圧巻させた。内海は「多くの記者の方々に囲まれ、また大臣室に入室するとあり緊張していましたが斉藤大臣が優しい笑顔でお出迎えしてくださり緊張がほぐれました。」とコメントするなど終始アットホームな報告会会となった。
内海里音コメント
船旅は人生で初めてで正直に言うと最初は想像がつかなかったです。実際に船旅をしてみると楽しくてワクワクして大阪から大分までの時間があっという間に過ぎていて幸せで非日常な空間と時間を味わえました!電車や飛行機の移動もいいけど船旅もいいなと感じました!
また、船員さんのお仕事を体験させていただいたのですが思っていた以上に大変で責任感のあるお仕事だなと感じました。船員さんが実際にしている"操舵号令"や"投げ綱"などもさせていただきましたがとても難しくてやりがいを感じました。インタビューをさせていただき船員さんたちがやりがいと使命感を持ってお仕事に取り組んでいる姿が本当に素晴らしいなと感じました!人を乗せるだけではなくトラックで荷物なども運んでいて日本の物流も支えてくださっている姿をみて改めて感謝しなきゃいけないし船員さんの凄さを実感しました!
高雄さやかコメント
STU48といえば海。CtoSeaプロジェクトの公式アンバサダーとしても、海に関することを深く知ることが出来る今回の体験は非常に有意義な時間となりました。船旅は、デッキに立つと潮風に吹かれながら朝日から夜景まで素敵な景色を楽しめます。船内ではゆりかごにいるように非日常でゆったりとした時間に癒されます。
インターネットも通じるので連絡の心配もなく、優雅なひと時を過ごしながら移動も兼ねており満足感が高く有効な時間となります。船員さんの体験を経て、かっこいい職業のイメージは変わらずに、乗客と荷物を安全に届けることの使命感を身近に感じました。船から続々と出発するトラックと笑顔で下船されてゆく人々を見て、素敵な職業だなと改めて思いました。船旅や船員さんの魅力を私たちSTU48もココからミライへ伝えることに力を入れていきたいです。
【海の日】
毎年7月の第3月曜日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」である国民の祝日
【海の月間】
7月1日から31日までの1ケ月間
「海の日」の三連休化を契機とし、「海の日」本来の意義が失われることなく、より有効に活用されるよう、国土交通省が主体となり、関係機関と協力し、国民に向けての「海」に対する理解と認識を高めていただくためのさまざまな広報活動を全国各地で行う月間。
【C to Seaプロジェクト】
次世代を担う子どもや若者をはじめ、より多くの方へ海への理解や親しみを深めていただけるように、海や船に触れる機会の増加や効果的な情報発信などの取り組みの一環として、国土交通省が旗振りをして2017年夏にスタートしたプロジェクト。
『広く一般に』:消費者(Consumer)、国民(Citizen)、子ども達(Children)
『日々の生活に浸透』:文化(Culture)、文明(Civilization)
『輪を広げる:つながる』(Connect)、協力する(Cooperate)、創り出す(Create)
『海を身近に』:(to Sea)