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大西桃香主演の群像劇『舞台 少⼥ヨルハVer1.1a』「最後までみんなを守って走り抜きたい」

『座長、頑張ろうね!』と言ってくださいました

全世界450万本⼤ヒットゲーム「NieR: Automata」と世界観を共有し、2018年に⼤好評を博した「舞台少年ヨルハVer1.0」。この作品をベースとしさらに今までにないアレンジを加えた本作「舞台 少⼥ヨルハVer1.1a」が、2020年12月3日から東京・池袋の東京建物 Brillia HALLで開演される。前日の12月2日にはメディア向けゲネプロが開催された。

 

『舞台 少⼥ヨルハVer1.1a』は大西桃香主演で描く群像劇。題名の通り登場⼈物全て⼥性。さらに弦楽器四重奏の演奏家も全て女性で構成されている。ゲネプロ前のメディア向け会見に臨んだキャスト11人のそれぞれが舞台への意気込みやコメントを語っていった。そしてコメントのオオトリを飾ったのは主役で本作の座長を務める大西桃香だった。

 

大西は「今回、九号役を務めさせていただく大西桃香です。本当に自分でいいんだろうか?という想いがあり、不安もあり、自信を無くしてしまった時期もあり、稽古場で泣いてしまったこともありました。そんな時でもスタッフさんやキャストの皆さんが凄く励ましてくれて『座長、頑張ろうね!』と言ってくださいました。そのような励ましもあって、今日こうしてやっとゲネプロを迎えることができました」と振り返った。

 

そして「私たちは、アンドロイドですが、それぞれには自分の想いを持っています。それでも『自分はアンドロイドだから・・』という様々な葛藤を抱えて、もがきながら苦しんでこの世界で生きています。稽古期間も3週間ありましたが、苦しかった時期もありました。私の演じる九号は"ヒーラー"としてみんなを回復させて、守る役です。千穐楽まで、みんなを守って走り抜けていけたらいいなと思います。支え合いながら最後まで頑張りたいと思います!」と座長らしい意気込みを語っていた。

 

「今回の作品がラストだよ!という熱量を持って千穐楽まで駆け抜けたい」

約3時間弱の舞台では九号役として大西桃香は迫真の演技と様々な表情を見せつけていた。大西が演じた九号は台詞も物凄く多く、様々な感情を露わにして、舞台での存在感が際立っていた。

 

ゲネプロ終演後に舞台にキャスト全員が一同に介すると座長の大西桃香がセンターに立って、挨拶を行った。圧巻の演技を見せた大西だったが最後の挨拶ではやりっきった表情といつもの笑顔でステージに登場。

 

大西桃香は「本日はご来場くださいまして、ありがとうございます。無事にゲネプロが終わりまして、本当にホッとしています!怪我もなくて本当に良かったです。本当にありがとうございました」と謝意を伝えた。

 

「しっかり喋ろうって思っていたのですが、達成感で何を喋るか忘れてしまいました(笑)皆さん、是非"ハッシュタグ"をつけて拡散してください!」とにっこり。

 

続けて真剣な表情で「ヨルハシリーズは今までにたくさんありました。先代のヨルハシリーズの舞台作品をリスペクトしています。"今回の作品がラストだよ!"という意気込みと熱量を持って、千穐楽まで駆け抜けたいと思います。この作品が皆さんの心に残ることを祈っています。本日は本当にありがとうございました!」と座長らしく呼びかけていた。

 

初の主役・座長を務め女優としての新たな一歩を踏み出そうとしている。

 

 

概要

<公演概要>

【原作・脚本】

ヨコオタロウ

 

【演出】

松多 壱岱

 

【⾳楽】

岡部 啓⼀(MONACA)

 

【出演】

九号:⼤⻄桃⾹

二号:⻘⽊志貴

二十一号:⼩泉萌⾹

二十二号:園⽥あいか

六号:⾕⼝めぐ

三号:松⽥彩希

四号:鶴⾒萌

教官:野⼝真緒

ハオウ:関⾕真由

スイレン:春咲暖

ツルハナ:⼆瓶有加

 

【演奏者】

ヴァイオリン1st:島⽥光理

ヴァイオリン2nd:yurika

ヴィオラ:⻘柳萌

チェロ:⼤浦萌

ピアノ:平⽥優奈

コーラス:五阿弥ルナ

コーラス:Marie Kocho

 

【公演⽇程】

12⽉3⽇(⽊) 13:00〜 18:30〜

12⽉4⽇(⾦) 13:00〜 18:30〜

12⽉5⽇(⼟) 13:00〜 18:30〜

12⽉6⽇(⽇) 12:30〜 18:00〜

【会場】

東京建物 Brillia HALL(豊島区⽴芸術⽂化劇場)