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沖侑果 インタビュー 舞台単独初主演『Funkyナース〜きばらんか!〜』「笑いも涙もありで楽しめます!役に合わせて金髪にも挑戦!関西弁は今でも大変!」

2024年8月14日から舞台『Funkyナース〜きばらんか!〜』Bチームが開幕。初日前の8月14日昼にはメディア向けゲネプロが開催された。Bチームの主演は舞台単独初出演となる沖侑果。沖が演じるのは看護師を目指す寺脇茉莉。大阪から東京にある若葉総合病院付属看護学校へ入学してきた。かつて、茉莉の母、陽子もこの若葉総合病院の看護師だった。

 

今回、Bチームで主演・座長を務めた沖侑果がゲネプロ終演後に舞台への意気込みや見どころなどをたくさん語ってくれました。

 

「関西弁のセリフには苦労しました」

―― 単独初主演ということですが、舞台が決まった時はどう思いましたか?

沖侑果:びっくりしましたし、とても嬉しかったです!関西弁の役なのでそれが心配でした。私は岡山出身ですが、岡山のイントネーションは標準語と変わらないので、関西出身じゃないからちゃんと喋れるかなって不安でした。関西弁のセリフを覚えるのも苦労しましたね。

 

―― 関西弁はどうやって習得を?

沖侑果:イントネーションが難しかったので、女芸人のエルフ荒川さんの動画を見て、イントネーションを真似して関西弁を習得していたんです。それで関西弁がわかる関西の方に聞いてもらったら「関西人でもあそこまでは訛っていないよ!」って言われちゃいました(笑)優しく見守ってください(笑)

 

「とても楽しいし感動します!電話のシーンに注目してください!」

―― 舞台の見どころは?

沖侑果:ナースとコメディが組みあわせというのがとても珍しいです。人の命を扱う重要な仕事のナースとコメディというギャップを楽しんでください!クセの強い看護学生や看護師さんらで盛り上がっています(笑)こんな病院は現実社会には絶対にないので、「こんなナースがいたら良いなぁ」という気持ちでお芝居を見てください!

 

前半のコメディも面白いのでおすすめですが、個人的にはお母さんとの電話のシーンです。舞台で2人だけで登場して電話をするんですが、そこでの私が演じる茉莉の感情の揺れ動きや仕草、表情に是非注目してください。とても難しいシーンでしたが、気合を入れて演じています。

 

どのシーンも見どころでとっても楽しくて、感動もしますので是非最初から最後まで楽しんでください!

「役柄に合わせて金髪にしました!」

―― 座長として心がけたことはありますか?

沖侑果:私はそんなに人をまとめたり引っ張ったりするのが得意なタイプの人間じゃないんです。私が演じる茉莉は、明るい子で物語を明るさで引っ張っていくタイプの子でした。だから、みんながなるべく不安にならないように、茉莉の明るさを全開に出せるようなお芝居をしようと頑張って演技に打ち込んで、稽古場を明るくするように心がけていました!

 

―― 役作りのために工夫したことはありますか?

沖侑果:実はこの役のために髪の毛を染めました!ファンキーな役柄だったので、本当は全部金髪にしようと思っていたんです(笑)でも、私はずっと黒髪だったので、いきなり全部を金髪にすることができませんでした。だから髪の毛の中だけインナーブリーチで金髪にしました!でもなんか落ち着かないんですよね(笑)慣れてないから・・・だから舞台が終わったらすぐに戻そうかなって思っています(笑)

ずっと黒髪だったので、金髪なのは新鮮だと思いますので、是非注目してください!

 

あと茉莉は明るく元気ですが、ガサツな面もあるので、ドタバタした歩き方やがに股なども取り入れています!コメディで関西弁なので、テンポ感や間(マ)の取り方が難しく、普段の私とは全くかけ離れている役なので、お笑い芸人さんのコントを見て勉強しました。

 

また私が演じる主人公の茉莉は泣きたい時でも涙をこらえるタイプなんだろうなと思っています。舞台の後半では泣きそうになるシーンもありますが、なるべく涙を見せないように心がけて演じています!

 

「いつもの私とのギャップを楽しんでください!」

―― 苦労したことはありますか?

沖侑果:アドリブを入れても良いシーンがあるんですが、稽古時にアドリブを関西弁で入れたんですが、イントネーションが違うようで、アドリブなのに結構滑ってしまっていました(笑)関西弁には本当に苦労させられています(笑)

 

早くお客様に本番を見ていただいて、私のアドリブでの関西弁での皆さんの反応を見てみたいです。稽古時は基本的に私一人の大きなカラ笑いで乗り切りました(笑)

 

―― ファンの方へのメッセージをお願いします

沖侑果:初の単独主演です。私の芸能生活においても一生刻まれる作品になると思います。今まで、こんなに騒がしい役を演じたことはありませんでした。普段も全く騒がしくないタイプの人間なので、めったに見せることがない私をお見せすることができると思いますので、是非いつもの私とのギャップを楽しんでください!劇場でお待ちしております!