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舞台『ありすいんわんだーらんず』多田愛佳・岡本尚子・與儀ケイラ・岩佐祐樹が見どころを語る

毎日パーティパーティーなパリピの普通の女子大生アリスが、庭でウサギみたいに中年を発見していくとそこには・・・・「OMG!!パーティやってるじゃない!」と2019年、現代版『アリス』の物語。

 

今回、舞台に出演する多田愛佳(主人公・西園寺アリス役)、岡本尚子(猫田役)、與儀ケイラ(天馬役)、岩佐祐樹(兎山役)の4人が舞台の見どころや意気込みについて語ってくれた。多田愛佳は元AKB48・HKT48、岡本尚子は元HKT48、與儀ケイラは元NMB48のメンバーで、現在では女優として活躍。岩佐祐樹は舞台俳優だけでなくテレビやCM出演、モデルなどでも幅広く活躍。

 

岡本尚子「今までとは違う役柄を演じています!」

1.舞台の見どころ(舞台全体と個人の見どころ)

 

岡本:今回の舞台には個性豊かなキャラクターがたくさんいます。一瞬たりとも目が離せません。ストーリーもとても面白いです!

 

私が今まで演じてきた役柄は高校生や大人しい、真面目な役が多かったです。今までとは異なるキャラクターなので、今までとの違いを見て欲しいです。舞台上でいろんなことに挑戦していますので楽しみにしてください!」

 

2.舞台の役作りで心掛けていること

 

岡本:普段の生活の中での、ふとした瞬間に「このシーンとこの日常生活の気持ちが一緒かもしれない」と思うこともありますので、そのような想いを稽古場にもってきています!

 

3.稽古で苦労していることや楽しいこと

 

岡本:最初から叫ぶシーンなどもありますが、台詞の音声のトーンが同じにならないように気を付けたりしています。今までに演じたことがない役柄なので、自分の中でしっくりくるという感覚がまだないので、周囲の方々と合わせながら挑戦しており、まだ苦戦はしています。でも素敵なキャストの方々ばかりなので、毎回新鮮な発見も多いです。出てないシーンを見ているのもとても面白いです!

 

4.舞台への意気込みとファンへのコメント

 

岡本:今までにない役柄ですし、個性豊かなキャストの方々と一緒に演じることができます。日々進化していきますので、素敵な舞台『ありすいんわんだーらんず』をお見せできるように頑張っていきたいと思います!

多田愛佳「主役なので見どころは全部です!」

1.舞台の見どころ(舞台全体と個人の見どころ)

 

多田:舞台の見どころは全部です!セットもかわいいです。初めて見た方は「アリスっぽいな」と思うでしょうが、幕が開けた瞬間に良い意味で期待を裏切る『令和のありす』という感じです。今まで皆さんが知っている正統派の「不思議の国のアリス」ではないオリジナルの私たちの「ありす」です。お客様も巻き込んで、一緒に笑いを誘ったり、感動してもらったり、お客様が来た時に一緒に創り上げていきたいです。

 

自分の見どころは、主役なので全部です!特に最初のシーンに注目してください!『アリス、ヤバイな!多田愛佳って凄いな!』と思って頂きたいです!

 

2.舞台の役作りで心掛けていること

 

多田:私の私生活はローテンションの時が多いです。今までの舞台でもハイテンションな役柄を演じたことがありませんでした。どちらかというと「パリピ」が苦手でしたが、今回の舞台では私が「パリピ」です。主役は受け身な人が多いですが、今回の主役は自分自身が引っ張っていくキャラクターなので、少し苦戦していますが、テンションをあげて練習しています

 

3.稽古で苦労していることや楽しいこと

 

多田:稽古ではあらゆることに苦労しています。。パリピな役作りには特に苦労しています。自分が出ていないシーンは唯一楽しいです!

 

4.舞台への意気込みとファンへのコメント

 

多田:今回は主役なので、頑張るのはもちろんですが、個性豊かなキャラクターが多いです。良い意味でお客様を振り回せたらいいなと思っています。今回の作品をエンターテイメントとして創り上げていきたいです。笑顔になったり、感動したりします。見に来てくれたお客様が人生を振り返って頂ければと思っています。

 

プロデューサーの方からも「数年前から注目してて、一緒に仕事をしたい」とオファーを頂きました。素敵なキャストの方々が多いので、ファンの方だけでなく関わってくれたスタッフの人たちにも恩返しできるように舞台を成功させたいです!物販も素敵な商品が多いので注目してください

與儀ケイラ「関西出身なので役には入りやすいです!」

 

1.舞台の見どころ(舞台全体と個人の見どころ)

 

與儀:最初、どんな作品なんだろうと思いました。ファンタジーで幸せなストーリーかなと思っていましたが、台本を見た時にビックリしました。私でもわかりやすいです。年齢問わず楽しめる作品です。例えば、コメディのシーンではお母さん世代の笑いもあり、多くの人が楽しめる舞台だと思います。

 

私は関西人の役を演じます。原作にはないので、この舞台のための役柄です。私は関西出身なので、関西弁も出しやすいので、今回の役には入りやすかったです。関西弁を使う役を演じて見たかったので、凄く嬉しかったです

 

2.舞台の役作りで心掛けていること

 

與儀:兄弟との掛け合いシーンが多く、難しいです。相手方の尾崎真一さんが熱心で、とても勉強になります。芸人さんの気分になって稽古に取組んでいます。

 

関西出身なので関西人の役を演じるので困っていることは多くはないですが、声を張り上げるシーンが多いです。関西弁は勢いもあり、声量もパワーも必要なので、稽古中も疲れることが多いので、喉のケアには気をつけています

 

3.稽古で苦労していることや楽しいこと

 

與儀:今回、私が一番年下ですが、お兄さん、お姉さんが優しく多くのことを教えてくださっています。面白くて、安心して稽古できます。家族のような優しさを感じる稽古場です。子供のように面倒みてくださって有難いなと感じることが多いです

 

4.舞台への意気込みとファンへのコメント

 

與儀:台出演は今回で3回目となります。今までに学んだことを活かしていきたいです。ファンタジー系の舞台は初めてですし、素晴らしいキャストの方と共演できることは嬉しいです。舞台に出演して、きちんと結果を残したいです。良い舞台をお届けできたらなと思っています

岩佐祐樹「成長の過程を大切にしています!」

 

1.舞台の見どころ(舞台全体と個人の見どころ)

 

岩佐:キャスト全員(18人)に見どころがある温かい作品になっています。『令和版アリス』なので、原作を知らなくても楽しめますし、原作を知っていれば、なお楽しめます。

 

私の役どころはアリスでのウサギですが、この舞台ではどういうキャラクターを演じているのか注目してください

 

2.舞台の役作りで心掛けていること

 

岩佐:この作品の中で、どうやって成長していくのか。成長の過程を大切にしています。ふざけるシーンではふざけて、決めるところでは決めるように心掛けながら演じています。良い意味でビジュアルを裏切れたらいいなと思っています

 

3.稽古で苦労していることや楽しいこと

 

岩佐:この舞台では全力でふざけるシーンが多いので、とても楽しく演じています。全力でふざけるからこそ、ふざけすぎないように気を引き締めて稽古に取組んでいます。稽古場はとても楽しいです。キャスト全員と粗いキャッチボールをしながら楽しんでいます

 

4.舞台への意気込みとファンへのコメント

 

岩佐:脚本家の安藤亮司氏(劇団ウルトラマンション)の作品は慣れ親しんだホームグランドのような存在です。彼の作品を素晴らしい18人のキャストで演じることができて嬉しいです。今回の舞台も楽しんでいきたいと思っています。温かい愛が詰まっていますので、皆さんに届くことを楽しみにしています!

 

「出演者とスタッフの垣根を超えた作品を作りたい」

和気あいあいとした楽しい稽古場の雰囲気の中、元気に明るいインタビューだった。出演者同士だけでなく、現場のスタッフやプロデューサーとも仲の良さと信頼関係が構築されていることが伝わってきた。

 

最後にプロデューサーの熊谷祐太氏は「安藤亮司氏(劇団ウルトラマンション)が書くシナリオが大好きで、1年くらい前に安藤氏と打ち合わせをしました。そういった中で、今回出演して頂くメンバーをあげていきました。1年くらいかけて構想を練ってきた思い入れのある作品です。出演者とスタッフの垣根を超えた作品を作っていきたいなと思っています」と舞台への想いと意気込みを語ってくれた。