2020年2月29日(土)に 国立代々木競技場第一体育館で、『第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER』(TGC 2020 S/S)が開催された。
今年は新型コロナウイルス感染症による感染拡大防止のため、異例の無観客での開催となった。TGCは「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年に2回開催している史上最大級のファッションフェスタだが、観客の誰もいないTGCは過去初めて。メディア席からもいつもとは全く違うランウェイの景色だった。
記念すべき30回目となる今回の「TGC 2020 S/S」のテーマは「I♥TGC」で、テーマを象徴するキービジュアルを手掛けたのは、写真家・映画監督の蜷川実花。
そして、今回の見どころの1つが蜷川実花がデザインした衣装で登場するAKB48グループの「蜷川実花×AKB48グループスペシャルコラボステージ」。2019年12月からSHOWROOMで開催されていたイベントオーディションでそれぞれの年齢枠で3名が選出され、合計15名がランウェイを歩いた。メンバーそれぞれが、応援してくれたファンと一緒につかんだランウェイだ。
最後はエイトポーズも披露
SHOWROOMイベント22歳以上枠で、最終日に大逆転を飾り、見事2位で選ばれたのがAKB48チーム8神奈川県代表の小田えりな。小田は2019年12月に開催されたSHOWROOMイベントで配信を開始してから、現在でも毎日欠かさずSHOWROOM配信を行って、ファンとコミュニケーションを楽しんでいる。
蜷川ワールドが展開された「蜷川実花×AKB48グループスペシャルコラボステージ」で、くすみピンクの服で手には白い花を持った蜷川実花らしいファッションで登場した小田えりな。
いつもはなかなか見ることができない、くすみピンクのファッションで、小田はランウェイでもひときわ目立っていた。高身長の小田は緊張する様子もなく、堂々と凛々しい表情でランウェイを闊歩し、先端でポーズ。
会場の大型スクリーンに流れたビデオメッセージ「AKB48 ambition」では15人のメンバー1人1人が夢や希望を語った。小田えりなは「たくさんの方に笑顔になってもらうことです!」と呼びかけていた。
最後は蜷川実花がMVのデザインを手掛けたAKB48の名曲「ヘビーローテーション」にあわせて、メンバーが黒いシャツを着てランウェイを笑顔で歩いた。
先程までの凛々しい表情と変わって、いつもの笑顔で先端ではエイトポーズを披露。いつもの頭の上のエイトポーズではなく、ランウェイのモデルっぽく頬の横でエイトポーズを決めた。