
SKE48 の6期生で、人気メンバーの鎌田菜月が1st 写真集『やさしい日差し』が2025年4月18日(金)に発売。漫画・アニメ、活字、歴史、将棋などの趣味を生かし、幅広く活動中。初となる今回の写真集は、王道アイドルらしい可愛らしさはもちろん、これまで見せたことのない大人びた表情もたっぷり収めた一冊。ロケは初めて訪れたインドネシア・バリにて、クタビーチにすぐにアクセスできるリゾートホテルやヴィラを貸し切って撮影。
そんな鎌田菜月が写真集の見どころから、これからのことまでたくさん語ってくれました。



非日常空間のバリ島で夢か現実か?
―― 写真集の発売が決まった時はどう思いましたか?
鎌田菜月:びっくりしましたね!写真集を出すという連絡をマネージャーさんから頂いたのが夜でベッドの中で見ていたんで、最初は夢かなって思いました(笑)その後、打合せとか繰り返していくうちに、「ああ、これは現実なんだぁ」って実感しました(笑)でも実はバリ島で撮影していた時も夢のような感じで、本当に写真集なのかなぁと思っていました(笑)本当に写真集を出すんだと実感したのは、撮影が終わってからの帰りの飛行機の中と、写真集発売を発表したファンの方へ向けた配信の時でした。その時のファンの方の反応で、「ああ本当に写真集を出すことになったんだな」と実感できました(笑)
―― バリ島でも夢かと思われていたんですか?
鎌田菜月:あまりにも非日常空間だったので(笑)今までの生活や仕事の中で、バリ島のような南国で撮影をするようなことがなかったので、本当にこれは現実なのかなと思ってしましたね(笑)形になった写真を見て、ああ夢じゃなかったんだなと認識できました!
―― ファンの方の反応はいかがでしたか?
鎌田菜月:「待っていたよ!」と言ってくださったのが本当に嬉しかったです!



タイトルの「やさしい日差し」に負けないような存在になりたい
―― タイトル「やさしい日差し」ですが、タイトルを聞いた時はどう思いましたか?
鎌田菜月:秋元先生からいただいたいくつかの候補の中から、「やさしい日差し」に決めさせていただきました。「このタイトルが一番、鎌田菜月っぽいよね」と周りのスタッフさんからも言われましたし、私自身もそう思いました。「やさしい日差し」というタイトルの言葉が私にとても似合っていると言っていただけるのが、とても嬉しかったです。
―― 「やさしい日差し」のどのあたりが鎌田菜月さんっぽいのでしょうか?
鎌田菜月:SKE48のセンターは「太陽」みたいな感じに輝いている子が多いです。そんななか、私自身はそんなに「太陽」っぽくはないです。強い日差しの太陽のようにサンサンと輝いたりギラギラと照らしたりして、みんなを引っ張っていくようなタイプではないんです。太陽のような強い日差しではないですが、やさしくみんなを包み込めるような温かい日差しになれれば良いなと思っていました。
だからこのタイトルの「やさしい日差し」に負けないような、優しく温かい日差しのような存在になれるように頑張りたいなと思っています。



鎌田菜月流”オリジナル料理”で健康な体づくり!
―― 撮影に向けて努力したことや意識したことはありますか?
鎌田菜月:アイドルをやっているとライブやステージ、劇場などあらゆる場所で表情を作ったりしてしまいますが、今回の撮影では素のままの自分を表現して出そうと思って撮影に挑みました。
また今回、写真集の撮影が決まってから実際にバリに行くまでに時間があまりありませんでした。水着やランジェリーでの撮影もありましたが、ジムなどに行くような本格的なダイエットをする時間はありませんでした。それなら、現在の私の健康的な姿をお見せしようと思いました。食事には気を使いました。今までは外食することが多かったんです。仕事の終わりや仕事の前にメンバーと外食していましたが、自分で食事を作っていました。
自炊なら自分で食べられる分しか作らないので、糖質や脂質を自分の目で確認して作ることができますし、塩分も取らないで良いので健康的な食事ができました。そのおかげで健康的な体を作ることができました。外食では多く食べちゃうような小麦とか太りそうなものも自炊なら食べないですみますからね!
―― 例えば、どんな料理をしていたんですか?
鎌田菜月:オリーブオイル、鷹の爪、ニンニクでペペロンチーノのようなベースを作って、そこにズッキーニや枝豆、キノコなどを入れて、そこにマジックソルトや醤油などをかけて食べていました!具体的な料理名はないので、鎌田菜月オリジナル料理ですね(笑)でも野菜をたくさん食べられるので良かったです。この料理を鍋いっぱい分作って、主食のようにしていました。これにたまにお肉なども入れて健康的に食べていました。



異国情緒いっぱいのバリで開放的に!
―― バリ島はいかがでしたか?
鎌田菜月:撮影が昨年の11月でした。日本がちょうど寒くなった時期だったので、バリ島がとても暖かくて快適で過ごしやすかったです!寒いのが本当に苦手なので、暖かくて開放的にもなれましたので、いつもとは全く違う私の開放的な写真もいっぱいなので楽しみにしていてください!
お花とかもとても綺麗でした。落ちてしまったお花も撮影の時に使ったりしていました。とても異国情緒いっぱいの場所で楽しく撮影することができました。クタビーチの夕焼けもとても綺麗でした。写真集の最後に出ていますので是非ご覧ください!一生思い出に残るような素敵な夕焼けでした!
町の散策もとても楽しかったです。日本人以外の観光客も多かったので、英語で会話を楽しんだり、スーパーマーケットでの買い物も楽しんだりしました。メンバーにお土産のクッキーを買っていたら、店員さんが「そのチョイス、ナイス!お勧め!」と気軽に話しかけてくれるのもバリ島らしくて楽しかったです!
食べ物も美味しかったですね!水着やランジェリーの撮影がありましたが、観光地なので何を食べても美味しかったですね!特にフルーツが美味しかったですね。スーパーでカットしてもらいました。フレッシュでみずみずしくて、口当たりが良くて、日本では食べられないようなフルーツの食感でした!



ふとした表情、大人っぽい黒のランジェリー、デコ出しまで見どころ満載
―― おすすめの写真は?
鎌田菜月:アップの写真が好きです。このような大きな写真は普段からも撮影されることも出ることもないので、是非注目してください。ふとした表情も「写真集ならでは」なので、気に入っています。でも全てお勧めです!水着やランジェリーもたくさんある中から、私がお気に入りのものや挑戦したいものを選んで撮影に挑みました。
黒のランジェリーの黒の皮ジャンも、いつもと雰囲気が違いますし、インパクトがあります!また普段は見せないデコ出しにも注目してほしいです。普段はアイドル活動をしているので髪飾りなどを付けるシーンが多いので、デコ出しをすることがほとんどありません。
また今回は撮影ではデコ出ししましたが、長年応援してくださっているファンの方も、私のレアなデコ出しを見て褒めてくださって嬉しかったです!とても素敵なバリの夕陽に映えるレアなデコ出しも見どころです!



家族はまだ写真集発売を信じていない!?
―― メンバーの反応はいかがでしたか?
鎌田菜月:上村亜柚香ちゃんが、赤いランジェリーの先行カットを見て「鎌田さんって、こんな体だったんですね!知らなかったです!」と言っていました(笑)知らなかったって何!?!と思って、面白くて笑っちゃいました(笑)でも、みんな「可愛い」と言ってくれて、とても嬉しかったです。「表紙がアンニュイで可愛い」と言ってくれたのも嬉しかったです。
―― ご家族の反応は?
鎌田菜月:写真集出すよと伝えたら、「誰の?」なんて聞いてきました(笑)SKE48のグループ全体の写真集かと思っていたようで、一人だけの写真集を出すことを疑っていました(笑)今度、写真集を持って行ったら、信じてもらえると思います(笑)たぶん、まだ信じていないんじゃないかなあ。
ネットニュースとかも見るような家族ではないんで、先行カットとかも見ていないと思います(笑)写真集を持っていったら、どんな反応するか楽しみです(笑)


厳選した言葉で書いたエッセイにも注目してください!
―― エッセイも書かれました。鎌田さんはブログも一流の作家並みですが、何か意識したことはありますか?
鎌田菜月:ふだんからブログとかもたくさん書いていますので、ものを書くことには苦労しないですね。今回は写真集で写真がメインなので、エッセイでたくさんの文字があってそっちに目が滑ってしまうのは避けたようと思いました。だからなるべく文字数は少なくするように工夫しました。でも私が伝えたいことがたくさんあったので、どの言葉を選んで、どの部分をカットしようかなというのは悩みました。
写真とセットでのエッセイなので、写真の余韻を言葉で伝えられるように工夫して書きました。ふだんからたくさん文字を書くことは慣れていますが、厳選された言葉で、その写真と私の気持ちをちゃんと正確に伝えられるかどうかはかなり意識しました。
今回エッセイを書いてみて、文章を書く楽しさを再認識しましたし、どうやったら短くても的確に伝わるかなということを学ぶことができました。
ちなみに元の長文の文章はスマホの中に今でも入っています。現地でも撮影後にその都度、しっかり書いていました。この長文の元の文章はどこかで公開されるのか、このまま「お蔵入り」になってしまうのかはわかりません(笑)機会があればどこかでお見せできればと思っています。いずれにせよ、自分の宝物としてずっと持っていたいです。


次の写真集は子どもの頃からの憧れのブエノスアイレス!
―― 鎌田さんといえば多趣味で有名です。バリ島で新しい趣味は見つかりましたか?
鎌田菜月:海外にもっと行きたいって思いましたね。パスポートも10年分のものを更新しました。
―― 次に写真集を出すとしたら、どこか行きたい場所はありますか?
鎌田菜月:まずは台湾ですね。仕事で何回か行ったことがあります。楽しい思い出がいっぱいあるので、また行って撮影してみたいですね。
あとはアルゼンチンのブエノスアイレスです。南米のパリと言われています。昔、小さい頃に読んでいた子ども向けの小説でブエノスアイレスが舞台になっていました。強烈に印象が残っている憧れの町です。町がとても綺麗で大きな書店か図書館があるようです。ブエノスアイレスは自分一人ではなかなか行けないので、写真集などの撮影のお仕事で行って見たいですね!



文章を書くのが大好きなので書く仕事をやりたい!
―― ラジオ大阪「SKE48鎌田菜月のサクラバシ919」も最終回を迎えてしまいました
鎌田菜月:今は寂しいですね。あのラジオでMCをするまで、一人でラジオに出演して喋ることがありませんでした。いきなり2時間の番組を任されましたが、本当に多くのことを経験させていただきました。ゲストとのトークも本当に楽しかったです。
これからも「SKE48鎌田菜月のサクラバシ919」で培った経験をSKE48の他の番組や劇場でのMCなど他の場面でもたくさん生かしていきたいですね。
―― 今後、挑戦してみたい仕事は?
鎌田菜月:文章を書くことが得意なので、文章を書く仕事をたくさんしたいですね!ラジオで一人でMCを任されていましたが、実は喋るよりも書く方が得意です。ラジオもひと段落したので、これからもたくさんのことを吸収してインプットを増やして、それらが溜まったらアウトプットとしてどこかで何かを書いたり、喋ったりしたいですね!楽しみに待っていてください!



「今がベスト」だと言える内容になっています!
―― 写真集発売がリリースされた時に「いつかバリ島の空をもうひとつの空として紹介したいですね。今までハマらなかったピースが納まり、ピッタリすっきりです! 」と言っていました。
鎌田菜月:メンバーと話をしていた時に「アナザースカイ」の番組に出演できるとしたら、どこに行く?という話題になりました。地方から来た子は自分の地元だったり、名古屋出身の子は名古屋だったり、みんなそれぞれの行先を勝手に想像していました。
私は愛知県出身で普段から愛知県で活動していますが、その話をしていた時には「仕事で行った海外かな?」とか思っていました。でも、今回の写真集撮影を機に、「アナザースカイ」に出演できるなら、確実に「バリ島」だなって確信できるようになりました!まさに今までハマらなかったピースが納まり、ぴったりすっきりしました!是非「アナザースカイ」出演してバリ島の魅力を伝えたいですね!
―― ファンの方へのメッセージをお願いします
鎌田菜月:13年間と長くアイドルをやっているからこその「今」が詰まっている写真集です。是非、13年間のアイドル生活の全てが詰まっている写真集を見てください。
13年前にアイドルになった時には、このような写真を撮影してもらって写真集を出すことなんてできませんでした。「今がベスト」だと言える内容になっています!
スタイリスト=菅晴子