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AKB48じゃんけん大会:初の姉妹デビューならず「武藤シスターズ」

「小麟、行け!」

『AKB48グループ第2回ユニットじゃんけん大会2018~空気を読むな、心を読め!~』が2018年9月23日(日)に片柳アリーナ(日本工学院専門学校/東京)で開催された。

 

予備選から行われ、128組(ソロ含む)のユニットで354人が参加。9月23日の本戦では48組139人のメンバーが参加し、A~Dまでのブロックに分かれて戦った。

 

Cブロックでの注目ポイントの1つが「武藤シスターズ」。ステージに登場する時にも「本当に血の繋がっているユニットは、この2人だけ」と紹介されて登場。

 

唯一の血縁関係ユニットとして、チームKに所属している武藤十夢と武藤小麟の姉妹ペアが参加。AKB48史上初のリアル姉妹ユニットでのデビューが実現するかと注目が集まった。

 

初戦の相手は、16期の山内瑞葵と鈴木くるみペアの「MAKARON's」と対戦。「勝つのは友情か血縁か?」とMCも紹介。

 

解説席に座っていたAKB48の高橋朱里も「武藤姉妹は、本物の姉妹でこうやって大きな会場でじゃんけんできて、羨ましい。デビューしたら凄いですよね!」と語っていた。MCのジャングルポケットも「姉妹で勝ってもらいたいですね」とコメントするなど注目が高かった。

 

 

「姉の圧が凄いよ!」

十夢が姉らしく責任を持つのかと思いきや、妹の小麟にじゃんけんを一任する作戦に。十夢から「私たち、武藤シスターズは・・・」と述べてから「小麟、行け!」と。小麟も「まさか、私がやるの?」と言った表情で、同期の山内とじゃんけん勝負に挑んだ。

 

十夢が小麟の背中を押しながら支えていた。小麟がちょきで勝利。驚く小麟の隣で、十夢が大喜びだった。

 

2回戦は「THREE TOPAZES」と対決。「代表者は?」とイジリー岡田が聞くと、十夢は躊躇することなく「もちろん!小麟が行きます!」と。だが、じゃんけんでは残念ながら小麟は敗退。十夢は悔しさのあまり崩れ落ちた。

 

イジリー岡田から「武藤さん、全部、妹さんに任せましたが・・」と振られると、十夢は「行けると思ったんですけどね・・!悔しい!何もしてないけど!」と十夢が絶叫。

 

小麟は気まずそうに苦笑いしながら「頑張ります・・・」と語ると、十夢から「負けたんだよ!!もう何も頑張ることないよ!」の突っ込みに、小麟も笑顔になり、会場からも拍手と笑いが起きていた。

 

Cブロックの戦いが終わると、再び解説席にいた高橋朱里から「期待していた武藤姉妹が負けちゃいました。いつも兄弟喧嘩してて、今、妹が精神的ダメージを受けてないか、心配でした。大丈夫かな、小麟ちゃん・・何か言われてないかな?姉の圧が凄いよ!」と。

 

MCからも「勝ち進んだら、十夢さんが出る予定だったんですかね」と語ると、高橋朱里も「いやぁ、結構、妹にやらせてそうですけどね」と笑いながら語っていた。ステージ上の武藤姉妹も笑顔だった。