『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~』開票イベントが2018年6月16日(土)にナゴヤドームにて開催され、立候補した339名のうち上位100位の順位が発表された。第10回目で海外グループも参加し、初の世界選抜を決めるイベントとなった。
開票イベントの前にまずは全グループが参加してのコンサート。まずは早朝からオープニングライブが開催。
世界選抜ということで、「世界のいずりな」を自称するBNK48伊豆田莉奈がステージに登場。いきなり「世界のいずりな歌謡ショー」の開催を宣言するも、地元開催で気合いの入るSKE48キャプテンの斉藤真木子が「何してんすか!」と厳しくツッコんで、正式なオープニングアクトがスタート。
オープニングアクトで披露されたのは、メンバーからのリクエストで決定したTOP7の楽曲。ところが7位には同率で9曲がランクインする驚きの結果に。
トップバッターを務めたのはSKE48による「盗まれた唇」。松井珠理奈「今日はSKE48がみんなの心を盗むよ!」と宣言。初参加となったBNK48とTPE48メンバ―も登場し、国際色豊かになったパフォーマンスとなった。
3位はもうすぐ千秋楽の16期
3位は16期メンバー18人による「抱きつこうか?」。16期の劇場公演「レッツゴー研究生!」公演やライブでもお馴染みの名曲だ。
「レッツゴー研究生!」はついに7月で千秋楽を迎えることになる。16期メンバーは、チームA、K、B、4にそれぞれ所属するようになり、16期全員で集まってのパフォーマンスを見る機会も少なくなってしまう。
そのため、感極まった会場のファンからも大きな「16期コール」が上がり、楽曲が終わったからも大きなコールが起きていた。まさに今回のオープニングアクトの一番の見せ場と言っても過言ではなかった。
太田奈緒「チーム8には47人もいるので・・・」
1位は「初日」とともに、チーム8の「47の素敵な街へ」が輝いた。会場では冒頭から、いつもの「ガチ恋口上」が響き渡った。会場にいる多くのチーム8以外のファンらも圧倒されていたが、メンバーが各人の都道府県を連呼する時には、一緒になって「北海道!」と大声を上げていた。
チーム8とファンの勢いをオープニングアクトから見せつけた。SKE48斎藤真木子から「リクアワでは、毎年2位という結果になっていましたが、念願の1位でした」と。
チーム8太田奈緒(京都)はコメントを振られると、太田は「有難いですが、皆さんも思っているように、チーム8には47人もいるので、素直に『うぉー』って喜んでいいのか・・でもこれからも全国の多くの人にチーム8の活動を通じて、この曲を知ってもらいたい」とステージで語っていた。隣にいる山田菜々美(兵庫)も納得した表情で頷いていた。
さらに小栗有以(東京)は「投票した曲は?」と伊豆田から聞かれると、困惑しながら「(同じ票数で1位になった)初日です・・・」と答えて会場とステージから大きな「えーー?!!?」と笑いを誘っていた。