ピンクのナースハニーで登場

2021年6月17日から舞台『キューティーハニー・クライマックス』の上演が開催された。初日の17日の昼にはメディア向けゲネプロと囲み取材が行われた。囲み取材ではピンク色のナースハニーの衣装に身を包んだ5人のハニーが登場。

原作は、漫画家・永井豪の代表作の一つ『キューティーハニー』。その原作の世界観をそのままに、芝居、アクション、歌、ダンスが随所に散りばめられ、舞台観劇のみならず、ライブを楽しむような感覚も得られるステージが特徴。

物語には5人のハニーが登場。今回、如月ハニー／キューティーハニー役に上西恵、山縣さつき／ジャンパーハニー役に佐藤日向、天木弥生／スイーツハニー役に西葉瑞希、水無月乙女／サイバーハニー役に相澤瑠香（ラストアイドル）、葉月マリー／ラブリーハニー役に行天優莉奈（AKB48）が出演。

今回の『キューティーハニー・クライマックス』の見どころの1つがラブリーハニー役で出演している行天優莉奈。2021年3月に開催された舞台『マジムリ学園蕾 -RAI-』でハレンチ先生役でセクシー＆コミカルな役柄を演じていた。さらに最近では初のセクシーな水着グラビアも披露して話題沸騰になるなど注目を浴びている行天優莉奈。

今回のラブリーハニー役では、行天らしい可愛さ全開の役柄で、さらに新たな一面を見せつけた。

稽古場ではみんなの癒しにビックリ仰天

囲み取材で行天は「今回、初めてのキューティーハニーの舞台に立ちます。演技やライブなど盛りだくさんです。殺陣にも初挑戦しました。初めて物を持って立つ舞台なので、周囲のキャストさんに当たってしまわないか不安もありました。また殺陣はタイミングが難しかったです。今回の舞台では皆さん、とてもカッコいいので是非注目してください！」と意気込みを語っていた。

役柄について行天は「ラブリーハニーちゃんは自分のことを可愛い、自分のことが大好き！というキャラで、私とは正反対です（笑）普段のアイドル活動の時よりもアイドルらしく振る舞うように心がけて演じています」と笑顔で語っていた。

稽古場や舞台裏の様子について行天は「最初は緊張していましたが、皆さん優しくて話しかけてくれて、楽屋も楽しいです！」とにっこり。また他のキャストからも「行天ちゃんが、天然です！稽古中も天然がいっぱい出ていました」と振られると、「え！？！嘘！？」と笑顔でビックリ仰天。

「例えば、行天ちゃんは稽古中に間違えるとふつうに『あ！間違えた！』って台詞のように言っちゃてましたね（笑）」と裏話エピソードを披露。さらに座長の上西恵は「でも、行天ちゃんは可愛いから、そういう間違いがあっても、みんな癒されるんですよね！稽古場ではみんなの癒しでした！」と語ると、行天も笑顔で「ありがとうございました！嬉しいです」と恥ずかしそうににっこり。

また「自分の中でキューティーな部分は？」という質問に悩んでいた行天に、ステージの共演者から「行天ちゃんは癒しだよね！めちゃくちゃ癒しをくれるよね１」と振られると、行天は照れながら「それでは、癒しということで、よろしくお願いします（笑）」と笑顔で語っていた。

ナース服の衣装について行天は「体のラインが凄く出ていますので、皆さんのスタイルの良さが際立っています」と紹介していた。

「殺陣に初挑戦。自分とは全く正反対な役だなぁ」

また行天優莉奈は今回の『キューティーハニー・クライマックス』出演に向けて、たくさんの想いを語ってくれた。

――　舞台出演が決まった時と役柄を聞いた時はどう思いましたか？

行天：舞台が決まった時は純粋にとても嬉しかったです。所属しているチーム8での舞台が、3月末から4月頭にあったのですが、舞台に出演することが、1年以上ぶりでとても楽しくて、「また、舞台に出演したいなぁ」とファンの人にも配信で言っていたまさにそのタイミングでお話をいただけたので、より一層嬉しかったです。

ハニーちゃんの中のラブリーハニーという役は、「自分のことを可愛い」と思っている、自分のこと大好きな女の子の役で、自分とは全く正反対な役だなぁと思いました。

――ファンの方からの反応はいかがでしたか？

行天：ファンの皆さんも舞台に出演することをとっても喜んでくれています。「楽しみが増えたよ」「早く見たい」と言ってくださる方もたくさんいらっしゃって頑張ろうと思いました。

――　コンサート（AUDISHOW)もあり大変だったと思いますが、舞台の稽古は順調に進みましたか？

行天：今回の舞台は、演技とライブもあるボリューム満点な舞台なので、なかなかお稽古に参加できなかった時は不安でした。でも、私の代わりに入ってくださった方の動画を見て復習したり、繰り返し見直したりしました。そして、周りの皆さんにいい刺激を受けながらお稽古を頑張りました！