当時16歳だった小栗有以が48を代表する顔に
2023年4月30日(日)、神奈川県ぴあアリーナMMにてAKB48 チーム8の活動休止前ラストコンサートとなる「AKB48チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ 昼の部」「AKB48チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ 夜の部」の2公演が開催。
2014年4⽉3⽇、「会いに⾏くアイドル」をコンセプトに誕⽣した AKB48 チーム8。デビューからわずか8ヶ⽉で 47 都道府県を巡る全国ツアーをスタートし、2021年5⽉23⽇の神奈川県公演をもって47都道府県を制覇。⽇本全国に笑顔の輪を広げてきました。昨年10⽉7⽇に開催した武道館コンサートにて活動休⽌を発表。
夜の部ではMCが「次はチーム8から初の選抜センターが登場した楽曲です!」と紹介すると、小栗有以がセンターで岡部麟、本⽥仁美、清⽔麻璃亜、髙橋彩⾳、吉川七瀬、左伴彩佳、歌⽥初夏、服部有菜、平野ひかる、髙橋彩⾹、⼤⻄桃香、下尾みう、川原美咲とともに「Teacher Teacher」を披露。
「Teacher Teacher」は2018年5月30日発売されたAKB48 52ndシングル。今のAKB48のシングルはAKB48のメンバーしか選抜にいないが、当時は48グループから選抜メンバーが集まっていた。つまりAKB48の選抜センターは48グループ代表の顔で重責があった。小栗は宮脇咲良、指原莉乃、矢吹奈子、白間美瑠、山本彩、松井珠理奈、須田亜香里といった48グループを代表する錚々たるメンバーをバックにして初の選抜センターを務めていた。当時16歳だった小栗がチーム8から初めてAKB48の選抜センターに抜擢されたのは快挙だった。
初の外国人振付師を迎えたそのダンスはこれまでにない妖艶さを表現して、可憐で清楚な少女のイメージが強かった小栗有以のイメージをいい意味で裏切る魅惑的なダンスチューン。今までのAKB48にはない圧倒的なグループ&グルーヴ感のある楽曲。「可愛くキュートなアイドル」だった小栗がどんな楽曲でも見事にこなすことができる「ザ・スーパーアイドル」に転身した。コロナ禍の2020年6月10日には小栗有以がYouTubeで「サビ振付講座」で同曲のダンスを講義していた。
あれから5年が経過したが、今でも抜群の小栗有以の存在感でチーム8メンバーと「Teacher Teacher」を披露して会場を魅了していた。