2020年「考え方が変わった1年でした」
2020年12月1日に「太田奈緒バースデーイベント2020」が動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」にて開催された。
AKB48を卒業して初めてのソロイベントとなった太田奈緒は緊張して登場した。もうすぐ26歳ですね」とMCから振られると太田は「いい大人にならないとなと思います(笑)」とにっこり。そして乾杯で番組はスタート。
まずは1年の振り返りを行った。MCから「ちょうどAKB48を卒業して1年ですね」と振られると、太田は「1人になると楽屋でもメンバーいないので、最初は寂しかったです。でも1人になるのは心細いけど、1人でしっかりやらないいけないなと考え方が変わった1年でした」と語っていた。
続けて太田は「AKB48の頃からお芝居がしたいという想いが強かったので、卒業してからは、これからは女優としてのスタート地点に立てたとわくわくした気持ちでした。でも主演の舞台が中止になってしまいました。このタイミングでの卒業が本当に良かったのかどうかも考えました。でも、多くのファンからも"同じように悔しい"というコメントをいただきまして、その言葉に救われました。出だしから、こんな1年になるとは思っていませんでした」と語っていた。
MCから「おうち時間はどう過ごされていましたか?」と問われると、太田は「AKB48時代は休みがなかったので、映画をたくさん見ました。話題になっている邦画から見ていました。いろんな役者さんの表情なども勉強しながら楽しんでいました。自粛期間も良い時間として過ごせたんではないかなと思います。この時間を有効に使わないと年取るだけだと思って焦ってました(笑)」と振り返っていた。
8月に出演した舞台『真・三國無双』について太田は「初めての2.5次元の舞台で、殺陣も初めてでした。もう初めての経験ばかりで、皆さんの足を引っ張らないように頑張ろうと思っていました。卒業してからの初めての舞台がこの舞台で良かったです。アイドルを卒業してから、またこんなに可愛い衣装を着るとは思いませんでした」と語っていた。また11月に出演した舞台『ハンズアップ』について太田は「キャサリンという役でしたが、役柄での変化が難しかったです。最後は考えさせられる舞台でした」とコメント。さらに「12月には舞台『知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。』にも出演します。昨日から稽古が始まりました。世界観を一緒に味わっていただければなと思います」と呼びかけていた。
「京都府文化観光大使」に就任した太田奈緒は「京都の穴場のお寺やご飯屋さんなどを伝えていきたいと思います。食べることが好きなので、ご飯屋さんを調べていかなと思っています(笑)」とにっこり。
みんなで学ぼう太田奈緒と京都クイズ
続けての企画は「みんなで学ぼう太田奈緒と京都クイズ」。まずは太田奈緒クイズとして、初めて披露するという「生まれた時の体重(正解は3164g)」、「小学生の時に好きだった遊び(正解は"けいどろ")」」では答えをばらしてしまうハプニングも見せるなど太田らしさも見せていた。
「幼稚園の時に好きだったパンは?(正解はアメリカンドック)」というクイズでは「京都はパン消費が日本一なのでパンは大好きですね(笑)!」と京都府文化観光大使らしい発言も見られた。また「幼稚園に行きたくない時にお母さんが買ってくれたお菓子は?(正解は"パックンチョ")」や太田の好きな「おジャ魔女どれみごっこ」に関するクイズなどが出題されていた。また京都クイズでは京都府文化観光大使に就任した太田奈緒が回答。5問のうち2問正解。
太田奈緒からのサプライズとしてAKB48時代に選抜総選挙で初ランクインしてセンターを務めた『月の仮面』のダンスを披露。パフォーマンスを終えると「めっちゃ久しぶりで緊張しました!いつになっても大切な曲だと思いました!次は歌も披露できればと思います」と笑顔で語っていた。
「いつもありがとう、大好きです」
26歳の抱負として「25歳の前半はコロナで思うように活動ができなかったこともあり、もどかしさもありました。25歳の後半は舞台などお知らせできることができたり、いろいろな挑戦をすることができました。26歳はもっといろんなことを経験させていただきたいですし、皆さんに多くのお知らせができるように頑張りたいです。自分自身も成長できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っていた。
最後に太田はファンの方へ「AKB48を卒業して、もうすぐ1年が経ちます。アイドルでなくなっても応援してくれる皆さんがいらっしゃることは当たり前のことではないですし、とても嬉しいです。今年1年はコロナでいろんなことが制限されてしま、思うように活動できなくて焦ることもありましたが、たくさんの温かい言葉をかけてくださる皆さんに救われました。皆さんの存在の大きさ、人の温かさ、舞台に立てることの有難さなど、改めて大切なことに気がつきました。皆さんが喜んでくれることや笑顔になってくれることが嬉しいです。皆さんが応援していて良かったと思えるようにこれから1年も大切に歩んでいきたいです。来年のバースデーイベントではもっと成長した私を見てもらえるように精一杯頑張ります。これからも私のことを見ていて欲しいです。見ていてもらえるように頑張ります。いつもありがとう、大好きです」と書いてきた手紙を披露して初イベントの幕を閉じた。