「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動している。
健康行政特別参与の杉良太郎と、スペシャルサポーターのAKB48チーム8北海道代表の坂口渚沙が2022年3月16日に北海道北見市を表敬訪問。
閉校となる上仁頃（かみにころ）小学校の児童や、北見市役所の市長や職員らに向けて、未だ全国的に患者が多い肝炎にかからないために、肝炎ウイルス検査を受検し、健康で長生きしてほしいと呼びかけた。
杉氏は、自身が名誉会長を務める『アジア国際子ども映画祭』に出展経験のある上仁頃小学校の児童へ、「皆さんは『肝炎』という病気を知っていますか？これは、体の臓器である肝臓がダメになってしまう病気です。肝炎は、体には症状として表れにくく、肝炎になっていることに気付かないまま症状が悪化してしまいます。大事なことは、病気にかからずに元気でいることです。そのためにも、家に帰ったら両親やおじいちゃんおばあちゃんに肝炎ウイルス検査を受けるよう呼びかけてください。皆さんの呼びかけがとても重要です。」と、それぞれの大切な家族の健康を守るための働きかけをお願いした。
また、北見市役所で行われた懇談や記者会見では「今は、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、コロナウイルスよりも肝炎のほうが死亡者数が多く、危険な病気です。肝臓は“沈黙の臓器”とも呼ばれており、肝炎を患ったまま放っておくと、肝硬変や肝がんになってしまいます。このような病気にならないために、早期発見のため全国を回って肝炎ウイルス検査をしてほしいと呼びかけていますが、未だ検査をしていない人が多い状況です。肝炎は、今では早期発見・早期治療で薬を飲めばほとんどの確率で完治する病気で、都道府県各地の保健所によっては、無料で肝炎ウイルス検査をしてくれるところもあるので、ぜひ調べてみてください。妻の伍代（伍代夏子氏）も実際に肝炎を発症しました。当時は治療に時間と労力がかかり、様々な治療の副作用の症状も出ました。そのような辛い状態にならないためにも、肝炎ウイルス検査を受検してください。北見市からも、検査の受検の呼びかけをお願いします」と受検促進への協力を求めた。
坂口渚沙「検査の受検を呼びかけてほしいです」
杉とともに北見市を訪問した坂口渚沙は「私は北海道出身で、こうしてスペシャルサポーターとして北海道で肝炎の啓発活動ができてとても嬉しいです。実は私も過去に『薬剤性肝炎』を患った経験があり、肝炎がとても怖い病気だということを知っています。肝炎の怖いところは、発症していることが症状として表れにくく、病気が気付かないうちに進行してしまうことです。そのようなことにならないためにも、肝炎ウイルス検査の受検をお願いします。また、ご家族や友達などとも肝炎について話してもらって、検査の受検を呼びかけてほしいです。私たちAKB48は、今後も北海道のみならず、全国の若い世代へ向けて肝炎について発信できるよう頑張ります」と、自身の経験談を交えながら検査の重要性を呼びかけた。
