· 

舞台「ぼくらの七日間戦争」開演 AKB48濵咲友菜 "少女から大人まで濵ちゃんらしいヒロイン"に注目

「自分を信じて頑張りたいです!」

2020年9月11日から舞台「ぼくらの七日間戦争」が開演された。初日本番前にはメディア向けフォトセッションとゲネプロが行われた。

 

原作は1985年に宗田理により書き下ろされた「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)。当時の中高生を中心に熱狂を生み、累計発行部数は2000万部を突破。瞬く間にベストセラーとなった。1988年に実写映画化、2019年冬にはアニメ化に続く、初の舞台化に注目が集まっている。

 

本作は大人による管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆襲劇を繰り広げるストーリー。思いがけず起こる事件や難題に立ち向かう子どもたちの勇気と知恵と行動力も本作の魅力の一つ。

 

今回主役となる菊地英治役・馬場良馬と、“ぼくら”の中でヒロインとなる中山ひとみ役には、AKB48チーム8滋賀県代表の濵咲友菜が出演。なかでも注目は、映画版「ぼくらの七日間戦争」で宮沢りえが演じた中山ひとみ役を演じた濵咲友菜だ。

 

中学生ながらもちょっと大人の考えをもったヒロインの中山ひとみ。濵咲友菜は昭和時代の1985年の中学生役に挑戦。舞台では濵咲友菜らしさがあふれ出ている明るい笑顔と、いつもは見せない真剣な表情や仕草。舞台が終わると中学生の頃の仲間や友人を思い出す人も多いだろう。

 

濵咲友菜は舞台に臨むにあたって「語り継がれてきた物語、そして宮沢りえさんの役として印象が強い役を務めるにあたり、私自身まだまだ舞台経験が浅く、今も驚きと不安でいっぱいです。でも周囲の方々のサポートもいただきながら、みんなで一緒により良い舞台をお届けできるようにしていきたいです!そして何より演技をすることが好きなので、自分を信じて頑張りたいです!」とコメントを寄せていた。

 

またゲネプロ前のフォトセッションでは濵咲友菜は「中学生が大人との戦いに挑みます。笑いもありますが、大人になってからこそ考えさせられるようなシーンもあります。この舞台を見て最高の夏を過ごしてください!」と呼びかけていた。

 

最後、原作には描かれていない大人になった2人が、どのような形で舞台に登場するのかも見どころ。中山ひとみ役として元気で明るい少女の濵ちゃんから、成長しクールビューティな大人の女性になった濵咲友菜も必見。

 

昭和時代の映画版での宮沢りえの印象が強い世代は、令和の舞台で演じる濵咲友菜の新たな中山ひとみに是非注目してほしい。

 

本作は2020年9月11日(金)〜9月20日(日)まで、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行った上で、国や都のガイドラインに基づき、客席を半数にしてかめありリリオホールにて上演。

概要

舞台概要

舞台「ぼくらの七日間戦争」

 

【原作】宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)

 

【脚本・演出】

久保田唱(企画演劇集団ボクラ団義)

 

【出演】

菊地英治 馬場良馬

 

相原徹 沖野晃司

天野司郎 松本岳

柿沼直樹 志村玲於(SUPER★DRAGON)

安永宏 友常勇気

宇野秀明 秋葉友佑

立石剛 一瀬晴来

中尾和人 飯山裕太

谷本聡 中島礼貴

佐竹哲郎 山中健太

佐竹俊郎 山中翔太

 

中山ひとみ 濵咲友菜(AKB48)

堀場久美子 國森桜(劇団4ドル50セント)

橋口純子 鹿目凛

 

柿沼靖樹 杉江優篤

酒井敦 白柏寿大

八代謙一 添田翔太

菊地詩乃 平山空

矢場勇 青地洋

杉崎警部 吉田宗洋

西脇由布子 諸塚香奈美

 

堀場千吉 河内浩(劇団俳優座)

榎本勝也 幸村吉也

橋口暁子 緒月遠麻

田中康弘 佐々木崇

柿沼奈津子 遠山景織子

瀬川宅蔵 石橋保

丹羽満 酒井敏也

 

【公演日程】

2020年9/11(金)〜9/20(日)

※受付開始60分前/開場30分前

 

【会場】

かめありリリオホール

〒125-0061 東京都葛飾区亀有3丁目26−1